驚くほど心に響かなかった音楽
ちょっと前、実家に帰る機会がありました。
久しぶりの自分の部屋、結構な数のCDが残されていました。
車を運転するとき、CDをかけることが多くなったので(アンテナ外しちゃったからラジオは聞けない)いくつか持って帰ろうと物色を開始。
帰りの荷物が重くなるのがいやだったので、3枚だけ選んで帰りました。
- KICELL 『SUKIMA MUSICS』(邦楽)
- RADIOHEAD 『Pablo Haney』(洋楽)
- CSS 『CANSEI DE SER SEXY』(洋楽)
1枚目、KICELL。
キセル。京都発の兄弟ユニットです。高校生の時から好きで、近くでライブがあれば行ったりする位、今でも好きです。音的にはロックというよりポップの部類?、と思いますが、安っぽさとか軽い感じはまったくないです。古いフォークのカバーなども、とてもお勧めです。
2枚目、RADIOHEAD。
言わずと知れた、イギリスのロックバンド。『Pablo Haney』は彼らの1stアルバムなんですね!(改めて調べて知りました。)そういえば、このバンドもメンバー内に兄弟がいます。最近はあんまり聞くことないですが、久しぶり聞くとちょっと新鮮です。
3枚目、CSS。
初めて訪れた外国カナダにて入手。「カナダの素人が何人かで集まった、勢いのある若者たちのバンド」と思っていましたが..
記憶は全然当てにならないみたいです。笑
日本語訳がついてるので、日本のどこかで買った輸入版のようです。しかも改めて調べたらブラジルのグループでした。
しかし、これが、全然今の自分には響かない!染みない!
こんなにしっくりこないなんて-と驚くレベルで、運転しながら笑ってしまいました。
とは言え自分が買ったことは間違いないんだから、きっと何曲かは気になったきっかけの曲があるはず!次々トラックを回しますが、やっぱりだめでした。笑
これが年をとるということなんでしょうか。
年齢を重ねながら、きっと自分の中で変わらない部分と変わる部分があって、これを買った当時の自分の「ある部分」は今の自分にはもう無い、ということなんだと思います。でもこれはあくまで私の場合だし、主観です。
このバンドの名誉のために書きます。
このグループ、メンバー変更なども経て今も活動中。それなりに注目もされています。日本では、2007年ころに「キューピーハーフ」や「ipod touch」のcmでも使われていました。
ロック/ ダンスの境界線を軽々と超える新世代インディー・ポップ ・アイコンとして、常にメディアから熱い視線を集め、世界中にファンベースを獲得
出典 http://yo-gaku.eplus2.jp/article/376375823.html
とのこと。
彼らはすでに「境界線を軽々と超え」ていたのでした。
*境界については以前の記事より